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zoom RSS 政治(第23話):基地返還、危険物が埋められていても感謝?

<<   作成日時 : 2015/04/01 11:46   >>

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   沖縄県宜野湾市の米軍キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区(約51ヘクタール)が31日、日本に返還された。喜ぶべきと思いきや、埋められていたドラム缶が地下から出てきた。正体はまだはっきりしていないようだが、世界的化学企業であるダウ・ケミカルの文字が缶には刻まれていた(朝日TV・報道ステーション)。
   米軍はベトナム戦争で不要になった枯葉剤を地下に埋めた実績がある。枯葉剤には催奇形性物質であるダイオキシンを含んでいる。ベトちゃん、ドクちゃんが生まれるきっかけとなったかの物質である。基地の一部を返還してくれたと喜んでばかりはいられない。
   何故このようなことが起こりえるのか?ドイツに米軍が駐留しているが、ドイツ政府は、ドイツの環境法に則って米軍基地も使用することが独米地位協定で定められている。それに対して日米地位協定では日本の環境法には従わなくてよい地位協定になっているのである。つまり、米軍が不要になった毒物を地下に埋めたければそのことが可能な契約関係になっている。しかも、毒物を埋めた土地が日本に返還された場合にも、その環境整備は日本が行う契約なのである。
   日本国内の環境法は、ある企業が使用した土地を売った場合毒物などの汚染が検知されない状態に復帰させて譲渡することが義務付けられている。使用者責任である。ところが、日米地位協定でやりたい放題の事が許されているので、米軍は地下に埋めるのである。そうすれば、毒物処理費用が一切いらずに済ませられるからである。
   このように駐留米軍がいかなる規制もされずに好き勝手に処理できる国は、先進国では日本だけである。以前にも記したが、殺人事件を起こそうが強姦をしようが、米軍基地内に入り込むと日本の警察はいっさい手出しができない。以前は、事件を起こした米兵は、その日のうちに米国内に転勤命令が出され罪に問われることはなかった。しかし、それでは日本国民が承知しないだろうということで、最近になってやっと日本政府が要請すれば日本の法律で裁かれるようになったのである。
   2004年に米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落したときには、基地内ではないにもかかわらず、日本の警察が一切かかわることができず米軍がすべてを取り仕切った。これでも独立国家といえるのか、と私は思ったのであるが、日本政府からの米軍への不満も一切聞かれなかったように記憶している。日本には国家としてのプライドは、少なくとも米国に対しては持たないのだと推察する。何が起ころうとも日米地位協定を変えようとしない日本政府は、日本国民の顔でもあるのだ。その意味では、私たちにも責任があるのである。

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